さぽいく

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独学で保育士資格取得を目指す人の勉強を助けたいブログ

食と食育

食事バランスガイド・分類

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1日2200kcalとした場合の食事割合

主食:・小麦などの糖質

副菜:野菜・海藻・きのこなどのミネラルビタミン

主菜:肉・魚・大豆などのたんぱく質

妊婦への付加は妊娠期から。

 

6つの基礎食品群

1群

2群

3群

4群

5群

6群

たんぱく質

カルシウム

カロテン

ビタミン

炭水化物

脂質

・魚・

大豆

牛乳

骨(魚)

緑黄色野菜

その他野菜

果物

・小麦

いも

バター

体をつくる(筋肉・骨等)

体を整える(ビタミン・ミネラル)

体を動かす(エネルギー

 

食の課題

朝食の欠食

波があるが、幼児は%前後、学童期は%前後。思春期に14%。

20代がピーク、その後は低下。

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※H27版 国民健康・栄養調査

 

野菜摂取

毎日回以上が5割前後、1回以上になると割弱。

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※H27乳幼児栄養調査

 

果物摂取

毎日回以上は、年齢があがるにつれ減少(割弱から割へ)

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※H27乳幼児栄養調査

 

甘味飲料摂取

毎日回以上は割前後。年齢で大きなばらつきはなさそう。

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※H27乳幼児栄養調査

 

共食の傾向

朝食孤食が増加傾向(割が一人で食事)

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食の悩み

 

乳児期

離乳食を作ること、作ったものを食べてくれないことが負担になっている

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幼児期

全般:偏食

幼児前期:遊び食べ

幼児後期:時間がかかる

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食育

食育の基本

養護教育を一体として総合的に展開する(「 保育士等が子どもを一人の人間として尊重し、その命を守り、情緒の安定を図りつつ、乳幼児期にふさわしい経験が積み重ねられていくよう丁寧に援助すること 」)

食育の実践

保育課程の指導計画に取り入れる。

 

楽しく食べる子どもに~発育・発達過程に応じて育てたい“食べる力“

時期

自分の食

相手との食

自分の食文化

社会の食文化

乳児

安心できる

心地よく飲む

食材に興味を持つ

 

幼児

空腹のリズムがわかる

一緒に楽しく食べる

食生活に関心を持つ

食べ物について話す

学童

適量バランスがわかる

一緒に準備つくる

食生活を評価する

食材のでき方がわかる

思春期

にあうものを選ぶ

食事マナーをおぼえる

食生活の文化を知る

食べ物の流通がわかる

楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針

時期

概要

~6か月

①心地よい環境

食べ物とふれあう

6か月~

①おなかがすく

自分から食べ物を食べられるようになる

2歳~

①色々な料理を味わう

基本の習慣・態度に関心をもつ。

一緒に食べる楽しさを知る

3歳以上

「食と健康

①多くの料理を味わう

②自分のにあう食をみつける

健康な食の習慣態度を知る

「食と人間関係

自分で食事ができる

色んな人と食事を楽しむ

③必要な習慣態度を知る

「食と文化

①いろいろな料理にふれあう

地域の食文化を体験・関心を持つ

食習慣マナーを知る

いのちの育ちと食」

自然に感謝を持って食べる

いのちを大切にする心を持つ

食材に対する感覚を豊かにする。

「料理と食」

調理を楽しむ

②一連の準備の中で、見た目を考える

環境を考え良い雰囲気で食べる

 

学校給食実施基準 平成30年改正の要旨

マグネシウム

参考値から基準値に(50%)

エネルギー

8~14歳で増加

たんぱく質

全体エネルギーの13~20%(年齢別を廃止)

脂質

下限引き下げ20~30%(改正前は25~)

 

学校給食実施状況(平成28年5月)

 

 

 

実施数

百分比

小学校

学校数

19,675

19,510

99.2

生徒数

6,386,206

6,333,037

99.2

中学校

学校数

10,108

9,000

89.0

生徒数

3,357,538

2,824,189

84.1

 

給食における食中毒予防

食中毒予防3原則

つけないふやさないやっつける

加熱温度と時間

中心部を75℃以上で分以上。大規模調理の場合、これを記録する。

調理済食品の保存管理温度

10度以下または65℃以上とする。

調理後の保管時間

2時間以内に食べる。

食中毒発生時の原因究明のため、週間冷凍保存する。