乳児栄養
母乳と人工乳
母乳
母乳育児割合 |
54.7%(生後3か月・乳幼児栄養調査による) |
母乳による感染症 |
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母乳に関わるホルモン |
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母乳の栄養特徴 |
ビタミンKが不足している。90%弱が水分。 |
初乳の特徴 |
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成熟乳の特徴 |
乳糖(ガラクトーゼ)が豊富に含まれる。 |
母乳と乳児用ミルク(水に溶かす前13%)の成分比較 |
育児用ミルクは栄養素強化が図られている(文科省食品成DBより) |
育児用ミルク
調乳温度 |
70℃以上のお湯を使う。すぐに使用する。 |
調乳後の保存 |
5℃以下の冷蔵庫で、24時間まで。 |
再加温 |
再加温後、2時間以上経過した場合は廃棄する。 電子レンジはホットスポット(一部に熱い部分)ができるため、使用しない。 |
乳児に体に合わせたさまざまなミルク
ペプチドミルク |
アレルゲンの牛乳たんぱくを細かくして(ペプチドにして)、アレルギー発症確率を減らしたミルク。 |
精製アミノ酸ミルク |
アレルゲンの牛乳たんぱくを除去して栄養バランスを整えたもの。深刻な乳アレルギーで利用。 |
無乳糖ミルク |
乳糖不耐症または乳アレルギーなどのために、乳糖の摂取制限がある乳児のために利用。 |
特殊ミルク |
離乳食
離乳食の開始 |
最初に(すりつぶした)食品を口にして飲み込んだ時に、開始とする。 |
離乳食の完了 |
大半の栄養を、哺乳以外で摂取できる状態になれば、完了とする。 |
嗜好飲料やお菓子 |
なるべく離乳完了後に与えたほうがよい |
離乳食のすすめ方の目安
月数 |
5-6(1カ月間) |
7-8 |
9-11 |
12-18 |
やわらかさ |
そのままのみこめる |
舌でつぶせる |
歯茎でつぶせる |
歯茎でかめる |
回数 |
1 |
2 |
3 |
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注意点 |
哺乳反射が減少するころに開始 |
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9ヶ月頃から不足する鉄分を、レバーやフォローアップミルクなどでおぎなう。 |
乳幼児(0~6歳)の食物アレルギー発生率
疑わしい反応の発生率 |
14.8%で発生。 そのうち医療機関を受診したのは、87.8%。 |