発達・発育のまとめ【母体・胎児】
発育と発達の違い
測定可能な体重・身長の増加のことを発育という。 |
機能的な成熟のことを発達という。 |
おぼえたいポイント
出産の時期 |
22週~周産期(~36週 早期、37~41週 正期、42週~ 過期)の間となる。 |
2500g未満は低出生体重児として扱われる。 |
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IgGと略される。胎盤を通して子供に移行する。乳児の免疫は3~6か月で消失する。その後、感染を経験し、みずから産出するようになる。 |
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IgAと略される。母乳に大量に含まれ、新生児の消化管を病気から守っている(これを受動免疫または母子免疫という)。 |
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オキシトシン反射 |
射乳反射ともいう。母乳を産出・出す反射のこと。このオキシトシンの分泌によって産後の子宮収縮も促される。 |
妊婦の体重増加の目安 |
非妊娠時から比較し、やせ型は+9kg~+12kg、ふつうの場合は+7kg~+12kg、肥満型は+5kgまでが目安とされる。 |
マタニティブルーズ発症率 |
欧米50~80%に対して、日本では15~35%。 ホルモンバランスの乱れから発症し、通常は経過観察で問題ない。 |
胎児の発達 |
味覚・聴覚・嗅覚の感覚器は胎児のうちに発達している。 |
ゆびしゃぶりや、体をゆすったりする。 |