さぽいく

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独学で保育士資格取得を目指す人の勉強を助けたいブログ

栄養のまとめ【栄養素①糖質・脂質・たんぱく質】

おぼえたいポイント

 

糖質

糖質

1g:4kcal。全エネルギーの5065%。

炭水化物は、糖質食物繊維からなる。

食物繊維には、水溶性(血糖値・コレステロール抑制)と不溶性のセルロース(便秘改善)がある。

代謝のためにはビタミンB1が必要。ビタミンB1不足は倦怠感・しびれ、食欲減退を引き起こす。

単糖類

グルコース

和名でブドウ糖血糖として0.1%存在する。

フルクトース

和名で果糖。甘味。

ガラクトース

乳汁中に存在し、乳幼児の大脳の発育に重要な役割。

二糖類

マルトース

和名で麦芽糖ブドウ糖ブドウ糖の構成。

消化酵素マルターゼ

スクロース

和名でショ糖ブドウ糖果糖。いわゆる砂糖のこと。

消化酵素スクラーゼ

ラクトース

和名で乳糖ブドウ糖ガラクトースの構成。

消化酵素ラクターゼ

オリゴ糖

単糖類が複数。消化されにくい。

ビフィズス菌の増加に寄与・腸内環境を正常化する。

多糖類

でんぷん

植物にふくまれる。麦芽糖デキストリンの構成。

消化酵素アミラーゼ

アミロース

ブドウ糖直鎖結合(粘り気

アミロペクチン

ブドウ糖枝状結合(粘り気

デキストリン

植物にふくまれる。ブドウ糖ブドウ糖ブドウ糖・・・。

水溶性で難消化性。

グリコーゲン

動物に含まれる。ブドウ糖ブドウ糖ブドウ糖・・・。

体の肝臓筋肉に貯蔵される。

 

脂質

脂質

1g:9kcal。全エネルギーの2030%。

C/H/Oの元素からできている。細胞膜の構成成分となる。不溶性。

コレステロールHDLの量が低く、LDLの量が高い状態を、脂質異常症という。

中性脂肪

体に貯蔵されたエネルギー源。

リン脂質

細胞膜の構成成分。脂質の運搬。

糖脂質

細胞膜の構成成分。神経組織に分布。

脂肪酸

脂肪として蓄積・エネルギー供給にはたらく。

一価不飽和脂肪酸

炭素の二重結合が1つ。常温では液体

主なもの:オレイン酸

多価不飽和脂肪酸

炭素の二重結合が複数。常温では液体

主なもの:リノール酸αリノレン酸EPADHA

飽和脂肪酸

炭素の二重結合がない。常温では固体

主なもの:パルミチン酸ステアリン酸。バター、ラード、ヘットなどの動物性油脂。

コレステロール

肝臓脂質から生成、エネルギー供給にはたらく。

 

たんぱく質

たんぱく質

1g:4kcal。全エネルギーの1320%。

C/H/O/Nの元素からできている。細胞の基本成分。

骨格を作り出す。糖質脂質が足りないときに代わりのエネルギー源ともなる。

アミノ酸

20種類。そのうち体内で合成ができない必須アミノ酸種類。

イソロイシン・ロイシン・リジン・メチオニンフェニルアラニン・トレオニン・トリプトファン・バリン・ヒスチジン

アミノ酸

アミノ酸の理想量と比較した食品の点数。マイナス点のものを制限アミノ酸といい、不足を補う他食品で補足効果を得る。